「たまごの中の欲望」@お金がないっ同人誌感想

2013.10.29 02:00 *Tue
Category:お金がないっ 同人誌感想


個人的におすすめのお金同人誌を紹介する第3段(だっけな…)。

気が付けばすごく久しぶりになってしまったような。。。



今回の1冊は



「たまごのなかの欲望」(1999年8月15日発行)です。





再録集だと、まんがのみこちらの「タイムドライバーは教習中」に収録されています。

今はどちらも絶版中なので、手に入れるには同人中古ショップしかなさそうですかね…。



ずばり、エ口切ない1冊です。

小説もまんがも、寂しがりやな綾瀬が猛烈にかわいいお話です。



おすすめというと、やっぱり最近の同人誌になってしまいがちなのですが

これは思いっきり初期の本ですね。実に14年前の作品です…!

お金同人誌の3冊目と書いてありました。

今は何冊出てるんだろう…数えたことないけど相当な冊数だよなぁ。



お金は、今と昔ではだいぶ絵柄が違うのですが

これは本当に初期も初期なので、今の狩納さんと綾瀬の姿を想像して読むと

最初は「!?」ってなるし、しばらく慣れない感はあると思います。



でも、初期の絵柄は初期の絵柄でなんというか

言い様のない色気があると個人的には思うんですよね…。

綾瀬のやや少年ぽさが残る顔とか、狩納さんのアダルティーな雰囲気とか…

とにかく、昔の絵は昔の絵ですごくたまらんものがあるんですYO!



小説の方は、なんかもう完成されてるなーと読んで改めて感心させられました。。

14年前というと篠崎先生はまだ20歳そこそこなわけで、今の自分より余裕で年下なわけで

こんな官能的で切なくて面白い掛け合いがある文章が書けるなんて

ほんと才能が溢れすぎていてたまげました…。

すでに商業で活躍されてたなんてすごいなあ~。



つづきからネタバレ感想です。




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小説は、出張で数日間いなくなる狩納さんに寂しいの一言が言えなくて

狩納さんに誤解?されて、途中おしおき放置プレイをくらいつつも

なんやかんや最後はらぶらぶえちームフフな2人のお話(要約が下手)



狩納さんのいない、広い部屋に一人きり残されることに不安と孤独を感じながらも

「寂しい」という自分の感情をうまく言葉にできない綾瀬。

一方、綾瀬に自分がいなくて「寂しい」と言ってほしすぎる狩納さん(かわいい)。



「お前、もうちょっと可愛いこと、言えねェのか」

「なにを言って…」

「…俺がいねーと寂しいとか」

「バ、バカなこと言わないでくださいっ」



狩納さんか わ い い (悶)

自分の心が見透かされて恥ずかしくなった綾瀬はついついこんなことを言ってしまうのですが

それを狩納さんが聞き逃すわけがなく、ムっとした狩納さんは

ついつい綾瀬に意地悪かましちゃいます(もちろん性的なやつ)

出張中、他の男を咥えこまれては困る、とねっとりいやらしく綾瀬の身体を弄りまわす狩納さん。

「他の男じゃ満足できねぇくらい、してやるから」

うはーーエローーい!!たまらーーーん!!!!(床ローリング)

ちょっと意味わからないくらい興奮爆発…はあはあ



突然電話がなり、これから事務所に行くから

俺が戻るまで出すなよ、と綾瀬を放置プレイする狩納さんw

しばらくして、自分で達しようとしたところを狩納さんに運悪く見咎められてしまう綾瀬。

そんなら自分で達してみろ、とGを強要しながら言葉攻めをする狩納さんがたまらんのなんのって!!

狩納さんってさ、綾瀬に淫○とか言うの好きだよね…。

それたぶん綾瀬一番傷つくというか嫌だと思うんだけど…ドSエ口大魔神だから仕方ないか(笑)



しかし、エ口シーンを読みながら思うのは

当時20歳そこそこでこんな官能的でしかも読みやすい文章を書いている篠崎先生の文才に

興奮よりも先にハア~~すごいなあ…と改めて感服してしまいました。。。

小説でエロシーンとか全く書ける気がしないし…



純朴な精神とは裏腹な自分の身体のいやらしさに戸惑う綾瀬の表現がものすごく切なエ口いです。

そんな綾瀬の身体を責めながらも涙を拭いてあげたりとか、優しいチューをしてあげたり

ヤッてることは無理やりなんだけど、行為自体はとっても優しくて

綾瀬への愛情を物凄く感じられる狩納さんがたまらんのよね~(:_;)

そして、この狩納さんの綾瀬が愛おしくてたまらないという感情をこんなにうまく文章で

表現できているのが本当にすごい…!



最後、出かけてしまう狩納さんを引きとめようとしてベッドから転落した綾瀬に

激しく動揺して「湿布を…」とか言って

結構キョドっている狩納さんが可愛すぎてヤバい



無意識だけど、綾瀬は本当に寂しがり屋で一人が嫌なんだよね~。

でも寂しいと言えないのは、強がりとかではなくて寂しいという我儘で

相手に迷惑をかけてしまうのを恐れているから。

それは嫌われたくないという自己防衛でもあるけれど、本心を隠してしまっているうちに

何一つ伝えられないまま失ってしまった家族のことを後悔しているんですよね…。

でも狩納さんは、綾瀬の閉じこもっている心の殻を強引にブチ破り(笑)、欲しい言葉を与えてくれる。

借金で繋がっている関係でも、綾瀬にとって狩納さんは唯一無二の存在なんですよね…。

あ、やべ涙でてきた…





漫画も、出張中で狩納さんのいない広い部屋で

一人寂しくご飯を食べる綾瀬の姿から始まります。

孤独には慣れていたはずなのに…と自分の心に宿る負の感情に戸惑う綾瀬。

しかし、洗面所で言った何気ない一言を帰ってきた狩納さんに聞かれてしまい

怒った狩納さんにまんがでもお仕置きされてしまいます。

ネクタイで腕を縛られてお口ご奉仕を強いられる綾瀬。えろい!!



「どうせお前は独りで平気なんだろ?」

狩納さんに問われる綾瀬。

父と母、祖母を困らせたくない一心で

「寂しい」というたった一つの、こどもらしい我儘をとうとう最後まで口に出来なかったことを思い出す。



「本当のことを言えよ 淋しかったって」

気持ちを言い当てられ、涙を流しながら目を閉じる綾瀬。



(本当は怖かったのかもしれない

もし拒絶されたら

そう思うと怖くて

ずっと本当の事が言えなかった

そうやって大切な人たちを自分から遠ざけていたのかもしれない

でも これからは────…)




切なくて胸が爆発しそうになるくらい大好きなシーン。

ああああ綾瀬ええええーー!!今すぐ抱きしめてあげるから!!狩納さんが!!(乱)



ベッドの上、目が覚める綾瀬。

今までのことは全て夢の出来事であり、

夢の中でも「寂しい」と狩納さんに言えなかった…と落ち込む綾瀬。

でも、これからは少しずつでも変わっていこうと決心する。

そして綾瀬は自分の下半身に異常があることに気付く…

そう、なんと綾瀬は夢○していたのです!!

エ口い夢を見て夢○しちゃう綾瀬とか新鮮すぎて…!萌え!!!

そこにタイミング悪く狩納さんが帰ってきてしまい、バッチリ下半身を見られてしまう綾瀬www

俺の努力も無駄じゃなかったんだなーと上機嫌な狩納さんがかわいくてかわいくて…!(悶)



そして、狩納さんに「淋しかったんだろ? 俺がいなくて」と問われ



と答える綾瀬。



この反応は…!!狩納さんキュン殺されてしまうのでは!!?と思いきや

あまりにも珍しすぎる返答に呆気に取られ

「嘘ツケ。」と言ってしまう狩納さんwwwwww

恥ずかしくなって洗面所に籠城する綾瀬に謝り続ける狩納さんがかわいすぎるううううう

「だからもう一回言ってくれ!」とかあああああもおおおおおおお(壊)





この漫画を初めて読んだとき衝撃を受けたのを思い出すなああー…

なんか、綾瀬の控えめすぎる性格の理由がわかるというか

切ない心情がまるっと一冊描かれていて

読んだあと、より一層綾瀬のことが大っっ好きになったんですよね…。



綾瀬は大好きな人たちを困らせたくなくて、拒絶されるのが怖くて

一緒にいてほしいという本当の気持ちがずっと言えなかったんですよね。

でも狩納さんは分かってるから言え!むしろ言ってくれ!って

綾瀬の心を汲み取ってさらに言葉にすることを強要してくるんですよね~(笑)

綾瀬の心の壁と蓋を体当たりでブチ壊してくるそんな狩納さんが大好きです!

本当に、狩納さんと綾瀬ってすばらしく萌えるカップルだとしみじみ思います。。。





けっこう前の作品なんですが、お金ファンの方には絶対読んでいただきたい1冊です!













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